へうげもの

2006年2月6日 読書
たとえば、いや。
例える間でも無く、誰が物のために死ねようか。
そう、誰も厳密な意味で物の為に死ぬことは無い。
人は物の染み付いた情念の為に死ぬのだ。
もしも神の視点で世の中を見るとすれば。
500円も500ウォンも500ドルも全て等しい。
ただ、僕らはそれらを等価交換する事は無い。
7枚交換どころか3000枚交換ってレベルのお話になる。

その7枚と3000枚の間には何があるんだろうか。
それを知るのは世の中を知るに等しい尊大な行為なのかもしれない。
愚民化政策真っ最中の昨今はそんな1+1に等しい大事な問題の解を知るために。
「へうげもの」を読んでみるのもいいかもしれない。









ISBN:4063724875 コミック 山田 芳裕 講談社 2005/12/22 ¥540

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索