「ヴォーーーーーー」
管楽器の不協和音が頭の奥で鳴り響く、それは絶望の周波数であり、終末の音に他ならない。
いつまでも同じところに落ち続ける雷は、雷鳴と共に人々を壊してゆく。
狂ったように止まらない雷光のフラッシュが顔を照らすたびに、照らされた顔は少しずつ変わる、徐々に徐々に発狂していくかのように。
いやー、面白かったですよね。宇宙戦争。
ここまで絶望を煽るSF物はナカナカ無いんじゃないかしら。
ありきたりな普通の主人公との家族愛を描いているのかと思えば、その家族と言うパーツすらも冷静と発狂の間を描く付属品にしちゃうんだからスティーブったら凄いよね。
んまぁアラスジを書かないのはいつものお約束なんだけど、今回は特別にちょっとネタバレしてみよう。
基本的に宇宙人は最初に大型機で建物や群集を一掃していきます、その次にまぁ歩兵が敗残兵を山狩りするが如く地道に虐殺して行くわけです。
効率的で実際の戦争もこんな感じで進むので割とリアルな感じです。
ただ、スティーブったらそんな悲惨な設定にもちゃんとユーモアを混ぜているんですよ。
話の途中で「日本の大阪じゃぁ2体潰したらしいぜ」って台詞があります。
しかし、あの宇宙人の操る機械を潰すのは無理な話なんですよ、上空からのビームとATフィールド並の無敵バリアを破る装備が日本に有るわけが無い、そう思うわけなんですが。
そんな事を思いながら話を見ていたら、あるシーンで僕は思わず噴出してしまいましたよ、飯噴してしまいました。
何かビームに当たると服だけ残して消滅してしまうんですよ。
つまり、服だけ残るんですよ。
つまり、布には効かないんですよ。
布には効かない+日本の大阪=布団装備
恐らくあのマシーンに警察やら自衛隊がボコボコにされている時に、大阪のオバちゃんが亭主やら子供たちに布団を巻かせたんですよ。
「あんたら布団ちゃん腹に巻いとかんとアカンでー」って感じに。
そしたら実際布団バリアが有効で、、、、、。
とにもスティーブンスピルバーグがこの作品に「宇宙戦争」と銘打ったのはこんな意図があるのではないでしょうか。
戦争とは正々堂々と戦う時も有るが、一方的に虐殺される時もある、それが戦争ってモンなんだから、憧れる価値も真面目に描く価値も無いって事なんよ。
映画の深読みほど不毛な物は無いと思います。
意図やらなんやらを各自が主体で考えるのですから収拾すら望めません。
しかしながらその題材で有る虐殺と戦争は49の利と51の害を持つ非常に厄介な代物だと言う事は今回の「宇宙戦争」から学ばせて頂きました。
それだけで春原は満足ですし、その事を意識して「宇宙戦争」を見て頂くのも実に結構な事だと思います。
管楽器の不協和音が頭の奥で鳴り響く、それは絶望の周波数であり、終末の音に他ならない。
いつまでも同じところに落ち続ける雷は、雷鳴と共に人々を壊してゆく。
狂ったように止まらない雷光のフラッシュが顔を照らすたびに、照らされた顔は少しずつ変わる、徐々に徐々に発狂していくかのように。
いやー、面白かったですよね。宇宙戦争。
ここまで絶望を煽るSF物はナカナカ無いんじゃないかしら。
ありきたりな普通の主人公との家族愛を描いているのかと思えば、その家族と言うパーツすらも冷静と発狂の間を描く付属品にしちゃうんだからスティーブったら凄いよね。
んまぁアラスジを書かないのはいつものお約束なんだけど、今回は特別にちょっとネタバレしてみよう。
基本的に宇宙人は最初に大型機で建物や群集を一掃していきます、その次にまぁ歩兵が敗残兵を山狩りするが如く地道に虐殺して行くわけです。
効率的で実際の戦争もこんな感じで進むので割とリアルな感じです。
ただ、スティーブったらそんな悲惨な設定にもちゃんとユーモアを混ぜているんですよ。
話の途中で「日本の大阪じゃぁ2体潰したらしいぜ」って台詞があります。
しかし、あの宇宙人の操る機械を潰すのは無理な話なんですよ、上空からのビームとATフィールド並の無敵バリアを破る装備が日本に有るわけが無い、そう思うわけなんですが。
そんな事を思いながら話を見ていたら、あるシーンで僕は思わず噴出してしまいましたよ、飯噴してしまいました。
何かビームに当たると服だけ残して消滅してしまうんですよ。
つまり、服だけ残るんですよ。
つまり、布には効かないんですよ。
布には効かない+日本の大阪=布団装備
恐らくあのマシーンに警察やら自衛隊がボコボコにされている時に、大阪のオバちゃんが亭主やら子供たちに布団を巻かせたんですよ。
「あんたら布団ちゃん腹に巻いとかんとアカンでー」って感じに。
そしたら実際布団バリアが有効で、、、、、。
とにもスティーブンスピルバーグがこの作品に「宇宙戦争」と銘打ったのはこんな意図があるのではないでしょうか。
戦争とは正々堂々と戦う時も有るが、一方的に虐殺される時もある、それが戦争ってモンなんだから、憧れる価値も真面目に描く価値も無いって事なんよ。
映画の深読みほど不毛な物は無いと思います。
意図やらなんやらを各自が主体で考えるのですから収拾すら望めません。
しかしながらその題材で有る虐殺と戦争は49の利と51の害を持つ非常に厄介な代物だと言う事は今回の「宇宙戦争」から学ばせて頂きました。
それだけで春原は満足ですし、その事を意識して「宇宙戦争」を見て頂くのも実に結構な事だと思います。
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