チャララララ−チャラッチャナランチャ−
拍の裏を理とするならば。
「ウン、パッ」「ウン、パッ」の呼吸を常とする。
阿吽の呼吸とし皆でスウィングすれば。
即ち、それジャズと成る。
単純明快、舶来伝来、以心伝心の響きは、老若男女すべからく虜にし、女子供も管を吹く。

日本映画っていいものだと思います。
なんつぅか、お約束って言うか、肝を心得ていますよね。
メガネを取ると可愛い内気な女の子だったり。
惚れっぽい勝気な女の子だったり。
女の子だらけで困ったり。
んまぁ、そんな肝を的確に得つつも、題材が新鮮なのはさすが「ウォーターボーイズ」を作った方々なだけありますね。
俺が船で君が港、音楽室からプールサイドまで、対となる作品がこの「スウィングガールズ」なのでは無いでしょうか。

この歳になって(まだ19ですが
改めてこの手の学園協力表現物に憧れてしまいます。
でも若い頃は「ったくよー、あいつ学級委員だからって指揮者きどりとかマジウゼーんだよな、あんな海老反りハイジャンプみてーな指揮棒の振り方されたらヤル気もなくなるっつーの、しかもうち等中学にもなって今更お化けなんかいないさなんて歌えねーっつーの」
とか言ってましたね。
なんか真面目に練習すると逆にダサいみたいな空気も有るじゃないですか、思春期集団の中だと更に。
だからクラスの3割位の超燃えてるぜーって感じのグループと仲が悪くなったりとか、優勝できなかったらアンタのせいだからねっとか言われたり。
でもね、今だから言うけど。
俺だって燃えてるぜ!燃えてたぜ!歌って踊りたいぜ!
って事なんですよ。
んまぁ、大半の19歳は若気の至りを悔いたり至らなかった事を悔いたりとかしてると思うんですよ。
だから皆だって踊って歌って燃えたいと思うんですよ。

と、ここまで文を乱れさせ僕を熱くする「スウィングガール」
これを見て過去を悔いてみるのも、思い出してみるのも一興かもしれませんね。

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